少し前になりますが、今年1月、久喜市が主催する「認知症サポーター養成講座」を受講してきました。
「認知症サポーター」とは、認知症に対する正しい知識と理解を持ち、地域で認知症の人やその家族に対してできる範囲で手助けする「認知症サポーター」を全国で養成するという、厚生労働省が発信して各自治体が取り組んでいるものです。
「認知症」と一言でいっても
- アルツハイマーなどで脳細胞が少しずつ死んでいくことによるもの
- 脳梗塞などの血管の詰まりなどで脳の一部が死ぬことによるもの
といった違いがあること。
症状にも
- 記憶障害など脳細胞の死亡で直接起こる症状
- 脳の障害に伴って表れる、うつや幻覚などの精神的症状
といった違いがあることを学びました。
そして、認知症の方と接する時の3つの心構えを教わりました。
- 驚かせない
- 急がせない
- 自尊心を傷つけない
中でも心に残ったのは、3つめの
「自尊心を傷つけない」
というものです。
講義の中では、
「独立した個人として接することが重要」
と言われました。
老若男女、どんな人も、独立した1人の人間です。
特に、子供や認知症の方など、「してあげる」ことが多い相手に対しては、ついつい敬意を忘れがちになってしまうものです。
認知症の方だけでなく、全ての人に敬意を持って接することができているか?
人としてのあり方を問われた気がしました。
受講した後、「認知症サポーター証」をいただきました
今日教わったのはほんの入り口に過ぎませんので、引き続き知識を深めて、お客様に寄り添えるようになっていきたいです!
「認知症サポーター養成講座」は、各自治体で定期的に開催されていると思います。
ご興味のある方はぜひ受講してみてくださいね。
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