行政書士の通称「代書屋」 その通りだなと思う話

行政書士 通称「代書屋」

行政書士は通称「代書屋」と言われています。

一昔前のドラマ「カバチタレ」をご覧になった方は耳に覚えがあるかもしれません。

明治初期の頃は一般庶民の識字率が低かったため、「代書屋」の文字通り「文書を代わりに書いてあげる」ことが行政書士の仕事でした。

一方、令和の現代で文字を書けない大人はほぼ0でしょう。

それでも、お客様からの相談を受けていると、「代書屋」という言葉は行政書士にぴったりな気がします。

令和流「代書屋」の意義

今の時代、ネットで検索すれば大抵のことは出てきます。

でも、調べても調べても、不安は常に付きまとうものです。

  • 調べ方は合っているか・・・?
  • 調べたことは完璧に理解できたのか・・・?
  • 調べた情報は本当に正しいのか・・・?
  • 他にも調べなければいけないことってないか・・・?

「調べる」ことは誰でもできる。

でも、調べることは、手間と時間がかかるし、そのうえ答えは一つとは限らず、結局正解は自分で判断して決断するしかない。。。

こういうストレスがかかる作業です。

行政書士は、お客様の悩みや相談事について、お客様の代わりに「手間暇かけて調べ、整理し、最善の方法を提案し、代わりに書類を作成する」のが仕事です。

というわけで、今も昔も「代書屋」なんだと思います。

ともすると、「なんも知識いらんでしょ」みたいなディスりの意味で「代書屋」という言葉が使われることがあります。

しかし、私としては、お客様のための最適な「代書」を提供し、誇りを持って「代書屋」を名乗っていきたいと感じています。

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